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そう・・・あれは1ヶ月前のことでした。
(今回の話ははるか前のおこげ・クライシスとは関係ありません)
その日の夕飯は、焼き魚に野菜のてんぷらなどでした。
時刻は午後3時前。
ふうのお迎えにもまだ余裕があり、そうちゃんは爆睡中。
私は余裕の表情で揚げ物を終えるところでした。
おこぼれを狙って、おこげがへっこらへっこら近づいてきていることは、なんとなく知っていました。
そして、揚げ物を終えて少し冷めた油をこして、油ポットに移し替え、5分だったか、10分だったか・・・
その時のことはよく覚えていません。
何かを置いた拍子の振動か、調理台の手前に置きすぎていた油ポットが、バランスを崩し・・・
あっと思って足をどけるのがやっとだった、その真下には、落ちた天カスを探してふがふが夢中で床を嗅ぐおこげの頭。
そして・・・
ひぃぃぃぃぃ!てんぷら油!
死んだ?!
と思った次の瞬間、おこげは猛ダッシュで、空いていた窓からベランダに逃走。
水!
とにかく水!
と思って「おいで!」と呼んでも、パニック状態のおこげはおびえて、こっちに来るはずもなく、
とりあえす抱えて風呂場に直行。
ぬるぬるのおこげに水を浴びせていると、寒いのと怖いのとでぶるぶる震え、
しっぽはくるんとまたの間でまるまっています。
どうしよう・・・
どうしよう・・・
何度くらいあったんだろう。
100度くらいあったのかも。
体の何パーセントやけどしたら、死んじゃうんだっけ。
頭からかぶったから、絶対目にも入ってる。
入ってたら絶対、失明だ。
子犬の頃は自分の子供のようにかわいがってきたのに、
二人が生まれてだんだんと、おこげのことを考えてやることが減ってきてた。
おこげのことないがしろにしてたから、こんなことになったんだ。
私は何度もおこげにあやまった。
いろんなことが頭をかけめぐり、とりあえずできるだけ冷やしてから油を軽く洗った。
右目が赤くて開きにくそうだ。
おやつをみせたら眼球を動かしてそっちを見たので、なんとか見えてるみたいだった。
保冷剤で冷やそうともしたけど、嫌がってうまくいかない。
とりあえず元気をとりもどし、ごはんもよく食べたので、少し安心した。
やけどがどうなっているかは、毛に覆われてて分からない。
右耳が少し、熱を持ってるみたいだった。
私に頭を見せている間も、しっぽを振るけなげさに、
また何度もごめんねと言った。
とりあえず呼べば走ってくるし、食欲もあるので、
「ひょっとしたらあまりやけどはひどくないのかも・・・」と思って、明日朝一で病院に行けば大丈夫だろうということにして、夜勤の旦那を送り出し、子供たちを寝かせた。
と~こ~ろ~が~
翌朝。
右耳は2~3センチ厚さくらいに腫れあがり、右まぶたもお岩さんになっていた。
どぇぇぇぇぇぇ!
しかも、右耳はなんだかじゅくじゅくしてきてるし!
急いでかかりつけの動物病院へ。
先生は、「そうか~、痛いか、ちょっと見せてな」
と、ひととおり見てから、
「目はだいじょうぶでよかったね。よく目に入らなかったと思うよ。目に入ってたら即失明だったね」
「今から冷やしても仕方ないから、とりあえず家族の皆さんは触らないようにだけしてあげて」
「これから人間でいう、水ぶくれのような状態になって、汁も出てくるけど、順番にかさぶたになって、はがれたら新しい皮膚ができてくると思います。ケロイドにならなければ毛はまた生えてくると思うけど、見る限りはそこまでならないんじゃないかなあ」
と言って、腫れ止めとかの注射をおしりに2本打った。
痛がりのおこげは、やけどの時よりすさまじい声で吠えて、「ごめんごめん」と笑われた。
罪悪感から、それを半べそで見守っていた私を和ませようとしてくれてだと思うけど、先生は最後に
と言った・・・
す、すいません、笑えなくて。
名づけって、大事。
それから2日おき、3日おきの通院で、行く度に打っていた注射も終わり、傷を化膿させないための薬を毎日飲み、腫れもひいて、かさぶたも徐々にはがれて、痛々しかった見た目もよくなり、もうどこを触っても大丈夫になった。
が・・・
毛はきれいに抜けました。
それをちょっとおもしろがっている人が一人。
(地肌は黒ににピンクのまだらもようと判明)
↑旦那いわく「ブルーチーズみてえな頭」
ま、ちゃんとウブ毛は生えてきましたけどね!
そして・・・
事故現場には、安全策としてゲートが設置された!
(楽天で買った)
(逆光により、頭がへこんでいるかのように写ってますが、へこんでません。
でもそのあたりはハゲ)
現場をよく利用する人からは、
「あそこはもともと危なかった」
「こうなってから動いているのでは遅すぎる。対応が後手後手」
との声も。
ま、やらないよりは・・・ってことで。
案の定、2畳強のキッチンスペースに大渋滞を巻き起こす原因となってますが。
やけどや水の事故は、子供がいれば気をつけて当然なんだけど、
正直おこげはノーマーク気味だったかも。
今や犬用の医療保険がある時代。確かに必要かも~。と思いました。
先生のブラックジョークがsakkuさんの心の琴線に触れることができて不幸中の幸い。
不幸中の幸い、目に入らなくて
本当によかったですね!
病院の先生、慰めてくれてうれしいけれど
・・・あまり笑えないですねえf==;
ふう子さんの”ごめんね”って思っている気持ち
おこげちゃんにも伝わっていると思いますよ~^0^
そう言ってもらえると救われますよ~
ただ、問題なのは、傷の回復とともに、おこげへのいたわりが減っているような気がしないでもなく・・・
だって、怪我の間甘やかしたら、今ではいたずらし放題なんだもの。
その時のおこげちゃんとふうこさんを想うと
私までドキドキして涙ぐみながら
読んでいたのに・・
先生の一言でちょっと笑ってしまいました
(ごめんね!!)でも、文字だけの記事ではなく
絵があったから。(←言い訳)
私も、当事者だったら、その場だったら
はあ~!?ですね。
本当に災難でしたね。
でも、おこげちゃんの回復と共に
ふうこさんの落ち込みも回復したようで
よかった♥
わんことの暮らし歴、長かったんですね。
私も先立たれることを考えると、また飼うのはつらいだろうなあと思います。あ、縁起でもないわ。
でも逝ってしまってから「もっとかわいがってやればよかった」と思うより、今気づけてよかったと・・・いうことで・・・
(また縁起でもない)
最初の最初は「たとえ目がやられてても、生きてさえいてくれれば」と思い、
次は「たとえ毛が生えてこなくても、目が見えてれば」と思いましたが、
今はもっぱら、今後の発毛状態が悩みの種です。
なんか、まだほとんど生えてこないし、ずっとこの頭?
大変なことになってたんですね。
そりゃショックだったでしょうね。
で、でも…
そんなショックな出来事の中にも
笑いを忘れないふう子さんに脱帽。
先生の一言には私、
おこげちゃんへの同情もすっかり忘れ
大笑いしてしまいました。
キレのないタッチのおかげで臨場感が伝えきれず申し訳ない・・・
でも、おこげには悪いけどブログのネタにできるまでに傷が治って感謝です。
先生もいいとこ?を突いてきたと思うんですけど、
おこげの名前の由来は、「背中から焦がしたみたいな毛色だから」なんですよ。ビーグルってだいたい、背中が黒で、全体が茶、手足など末端が白なんですよね。
やっぱ、名前は慎重につけるべき・・・たとえペットでも。と思いました。
失明してなくてなによりでした。後付けであったとしても、「台所に柵」は安全対策に有効ということはまちがいないと思います。
おこげちゃんの順調な回復が待たれますね。
だからといっておこげがどんなにか熱くて痛くて怖かったかということには変わりないんですが、それでも、傷が完治したことはありがたいです。
初めて親になった時は、寝ているだけで「息してるか」「突然死したらどうしよう」と常に不安だったものですが、5年弱親をやっただけで気が緩んでいた私への戒めだと思う・・・にはちょっとひどすぎる出来事でしたが、もう誰も台所で危ない目に合わせないのがせめてもの償いだと思います。
生かさず殺さずのこのペースを守りつつ、応援よろしくお願いします。
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